食べ物系 21. ”待ち時間は3分”カップラーメンを夜食として高校時代に良く食べたものだが、 ここ20年殆ど口にしてない。理由はある時突然鼻に付くと云う感じで 飽きてしまったから。その後何度か食してみたが、どうも美味しく食べ られない。カップラーメンが登場してから何十年と経つのに昔も今も お湯をいれて、待ち時間が3分と変わらないのはどうして? 解 説 熱湯を注いで、麺がほぐれるための最低必要時間と考えられるが、 技術的には1分でも大丈夫ということ。それならなぜということになる が、カップラーメンの生みの親である日清食品の安藤百福氏によれば、 「3分待たされることで、人はさらにお腹がへり、カップラーメンをより 美味しく食べられるから。」1分だと早すぎて「さあ、食べるぞー。」 という気分にならず、5分だと長過ぎてイライラしてくる。 3分はジラされる時間としてはまさにピッタリ。安藤氏はそうした 消費者心理を憎いくらいに研究して、3分という時間を導きだしたと いうのである。 待ち時間1分というカップラーメンがかつて発売されたが、不人気で 製造中止になっている。 そうか、1分では短すぎて、5分では長過ぎる。 女性をうまくコントロールするにもこれは応用できそうだな。 カギは3分間うまくじらす。(笑) 2. |